Lichtung Letterとは
Lichtung——森のなかの、樹木のない開けた場所。
Lichtung、尊敬し同時に批判している哲学者マルティン・ハイデガーの思想の中で重要な位置を占める概念です。ハイデガーにとっては、鬱蒼と茂った森に隠れている真理や存在は、思索と詩作によって人間の前に開示される=明るみに出る。私にとっては、それらは存在によって制作されるものです。森の木が伐採されて、木漏れ日が差し込む。世界とは、既にあるものなのか、それとも新たに作り出されるのか。

内容について
さいきん考えていること、おもしろかった本や作品、これから出る本について書きます。
配信頻度は不定期です。
プロフィール
難波優輝。1994年生まれ。美学者、会社員。立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員、慶應義塾大学 サイエンスフィクション研究開発・実装センター 訪問研究員。修士(文学、神戸大学)。
専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。近著に『アンチ・スポーツの哲学』(朝日新聞出版)『存在のさみしさについて』(創元社)『本とは何か』(新潮社)『批判的日常美学について』(晶文社)『性的であるとはどのようなことか』(光文社)『なぜ人は締め切りを守れないのか』(堀之内出版)『物語化批判の哲学』(講談社)『SFプロトタイピング』(共編著、早川書房)。
公式サイト:https://nambayuuki.com/
researchmap:https://researchmap.jp/deinotaton
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